放課後等デイサービスでは、子どもたちの健康や生活に関する力を育むため、さまざまな日常生活動作を練習しています。
季節ごとに取り組み内容を工夫し、春にはリボン結びやボタンかけ、秋にはファスナーの扱い方など、日常生活に役立つスキルを無理なく楽しく身につけられるように活動を行っています。
夏の間は、プールや水遊びなど着替えの機会が多くなることから、「脱いだ服をきれいにたたむ」ことをテーマに、服のたたみ方の練習に取り組みました。
ただ練習するだけでは飽きてしまうので、子どもたちが楽しめるように「服たたみリレー」や「ボタンがけリレー」といったゲーム形式でチャレンジ!
チームごとに協力しながら、楽しみつつも集中して取り組む姿が見られました。
最初は苦手だった子も、何度も練習するうちにだんだんとコツをつかみ、
「〇〇くん、ボタンつけるのが速くなったね!」
「〇〇ちゃん、とっても丁寧にたためるようになったね!」
と、先生やお友だちから“ふわふわ言葉(あたたかい言葉)”をかけてもらうことで、自信がつき、どんどん意欲的に活動に取り組むようになりました。
ボタンかけの練習では、指先の細かい動きを工夫しながら繰り返し挑戦!
服のたたみ方では、「三分の一の場所はどこかな?」「見本と同じようにたためたかな?」と、よく観察しながら手と目を使って考える力も育っていきました。
中でも、少し難しい「リボン結び」は、繰り返しの練習でできるようになった子も多く、
「今度、靴ひもがついた靴を買ってもらうんだ!」
と、うれしそうに家族との約束を話してくれる子もいました。できるようになったことが、子どもたちの自信につながっていることが伝わってきました。
これからも「やらなきゃいけない練習」ではなく、「楽しくチャレンジできる遊びのような練習」を通して、日々の生活に役立つスキルを無理なく身につけていけるよう取り組んでいきます。
保護者向け無料体験を随時受付中です。お気軽にお問い合わせください。
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